データで知るグローバルコミュニケーション

TOEIC レポート

企業が求めるTOEICスコア-2013

2013.08.29

 
 
 
 

経済のボーダレス化やIT化の進展によって、企業で求められる英語力も高まりを見せています。今回は英語使用がある企業において、社員に求められるTOEICスコアをさまざまな切り口からレポートします。
(出典:「上場企業における英語活用実態調査」2013年)

国際部門に期待するスコア平均は750点

グローバル環境の中でビジネス展開が期待される国際部門では、円滑な業務遂行に必要なTOEICスコアについて、68.6%の企業が700点以上のスコアを期待しています。

国際部門に期待するスコア平均は750点

海外出張者に675点、海外赴任者に695点を期待

TOEICスコアを海外出張者の選抜に利用している企業は28.5%(「利用している」「利用することもある」の合計)、海外赴任者選抜に利用している企業は30.3%(「利用している」「利用することもある」の合計)です。海外出張者に期待する平均スコアは675点と、前回調査(2011年)の平均スコア(615点)より60点高くなっています。

海外出張者に675点、海外赴任者に695点を期待

海外出張者に675点、海外赴任者に695点を期待

全社員に期待するスコア平均は600点

企業が国際部門に求めるスコアに比べると低いものの、グローバル化に対応するため、企業は全社員に英語力を求めています。そして、その期待スコア平均は600点です。細かく見ていくと、海外での業務遂行に必要な英語コミュニケーション能力として、全社員に求めるTOEICスコアは「500~595点」(24.7%)、「600~695点」(20.9%)が半数を占めています。

全社員に期待するスコア平均は600点

7割の企業が採用時にTOEICスコアを参考に、新入社員に期待するスコアは565点

入社希望者が「資格・特技」として提出したTOEICスコアを69.3%の企業が参考にしています。(「参考にしている」「参考にすることがある」の合計。)そして、新入社員に期待するTOEICスコアは平均565点、中途採用社員では平均710点です。2011年の調査では、中途採用社員に期待していたスコアは平均600点であることから、近年、企業では中途採用社員に対して、すでに英語力を持つ人材を求めていることが分かります。

7割の企業が採用時にTOEICスコアを参考に、新入社員に期待するスコアは565点

15.8%の企業で異動、昇進・昇格の要件にTOEICスコアが利用されている

「電気・精密機械」「輸送機器・関連機器」「商社」などさまざまな業種でTOEICスコアを異動、昇進・昇格の要件にしています。また、昇進・昇格条件として、前回調査(2011年)と比べ、すべての役職にわたり、要件スコアが上がっています。

15.8%の企業で異動、昇進・昇格の要件にTOEICスコアが利用されている

前回調査(2011年)と比較して、企業が期待するスコアや昇進・昇格要件として求められるスコアが軒並み上昇しています。特に、中途採用社員に期待するスコアが600点から710点に大幅に上がっていることから、企業は中途採用社員により高い英語力を求めるようになっていることが分かります。また、役職に昇進・昇格する際の要件として求められるスコアもすべての役職で上昇しました。グローバリゼーションの加速はこのように、「企業が求めるTOEICスコアの上昇」という形でも垣間見ることができるようです。

プライバシーマーク
IIBC
当サイトは(一財)国際ビジネスコミュニケーション協会が運営しています。